2013/05/09

二宮先生語録 106 現代語訳 好き嫌いと人道


天道と人道は反対のものだ。
人が稲が好きなのは食べることが出来るからで、雑草が嫌いなのは食べられないからだ。
きれいな服が好きなのは、着ることが出来るからであり、ボロボロの服が嫌いなのは着ることが出来ないからである。
天はそうではない。
雑草でも生えることが出来るし、服はどんどんボロボロになっていく。そこには好きも嫌いもない。
好き嫌いは人間が衣食を思い通りにしようとするところに生まれる。

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