2012/07/03

日本の近代医学の祖 緒方洪庵の名言

緒方洪庵名言BOT
幕末の蘭学医です。天然痘の治療に大きく貢献しました。また、適塾をつくり多くの人間を育てました。大村益次郎、福沢諭吉、橋本左内、佐野常民らを輩出しました。
  • 人のために生きて自分のために生きないということが重要である。楽をせず、名声や利益を考えず、自分を捨てて人を救うのがよい。人の命を救い、人々の苦しみを和らげる以外に考えることは何もない。
  • 人に対してはただその人を見るのがよい。身分や経済力を見てはいけない。お金と貧しい人が流す感激の涙とは比べられるものではない。 
  • 仕事に励むことに加えて、誠実な言動や行動で他人に信頼されることを目指すのがよい。一時の流行を利用して名声を求めるのは恥である。 
  • 昼の出来事を夜に再考し、書きとめることを日課とするのがよい。それらを毎日積み上げていけば大きな利益となる。 
  • 一つの仕事にも細心の注意を払う必要がある。自分自身が尊大な態度で仕事を怠ってはいけない。 
Amazon
楽天
【送料無料】緒方洪庵 [ 中田雅博 ]
【送料無料】緒方洪庵 [ 中田雅博 ]
価格:2,625円(税込、送料別)
  • 仕事の費用が少なくなるように考慮するのがよい。人の役に立っても命をつなぐためのお金を奪ってしまっては何の益にもならない。貧しい人々においては必ずその経済状態を考慮しなければならない。 
  • 世間に対しては人々の好意を得ようとする事が必要である。たとえ能力が優れていても、態度や行いが厳格であろうとも人々の信頼を得ることができなければよい仕事をすることができない。常に誠実温厚を旨として多くを語らず、しかも沈黙しすぎないのがよい。 
  • 同業の人に対しては賞賛すべきである。決して他の人に対して批判をしてはいけない。人の短所を指摘するのは徳のある人のすべきことではない。間違いを指摘するのはつまらない人のやることだ。各々の考えがあるのだから、みだりに批判してはいけない。 
  • 老人は尊重し、若者は愛し、褒めなさい。 

0 件のコメント:

コメントを投稿