2012/07/03

陽明学の祖 王陽明の名言

王陽明名言BOT
1472年に明で生まれ、役人や武人として活躍しました。その教えは後に陽明学として日本で大きく広まりました。
  • 知識をつけることは行動することの始まりであり、行動することはつけた知識を完成させることだ。知識と行動は分けることのできない一つのものである。 
  • 知識と行動を二つに分けることはできない。まず知ることが大事で知って初めて行うことができるという考えは間違いである。知と行はもともと一つのものだからだ。 
  • 心が明らかになれば自ずと道も明らかになる。
  • 心の外に道理はなく、心の外に物はない。全ては心の中にある。 
  • 人はまず食べたいと欲する心があって、その後に実際に食べてみるという行動を起こしてから味を知る。食べたいと欲する心は意思であり、行動のはじめである。 
  • 意思は行動の始めである。だから心に悪が生じれば、正さなければならない。まだ行動を起こしていないからと悪を正さないのは間違いだ。それは思うことは、行うことの始まりであるからである。心を正し、心の悪を退治しなければならない。 
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  • ただ善を行うことに心を一つにし、死か生か短命か長命かといったことに関しては、我が身を修めて天命を待つだけだ。
  • 学問を教えるときには考えを落ち着かせることを教え、心を省みて私欲を克服させるのがよい。心中の盗賊を追い払うように心を必ず清めなければならない。 
  • 山中の賊を退治するのは簡単で、心中の賊を退治するのは難しい。
  • 聖人は、天地万物を一つのものとみて、生物全てを自分の兄弟か子供と思い、教え養う。全ての人類と私とは別のものではなく全て一つのものである。 
  • 人は皆聖人である。しかし、時間が経つにつれ私欲が生じ、物欲が生まれ、他人と自分とを一体のものだと考えられなくなる。だから本来持っている聖人の心に戻るために、私欲に打ち克たなければならない。 
  • 仕事が上手くいかないことを心配するのは名誉欲や損得の欲にひきつけられて、本来持っている善心を発揮できないからである。大事なのは結果を求めるのではなく、欲に克ち本来持っている善心を発揮することだけだ。 #名言 #歴史
  • 友人の欠点を指摘し正すより、その長所をすすめ励ます方が良い。 #名言 #歴史
  • 日常生活や仕事においても、私欲が大きくなっていないか絶えず確認しなければならない。仕事や日常生活においても私欲に克ち本来持っている善心を発揮しなければならない。 
  • 人を責めることをやめて、自分の心を正すことが大事だ。 
  • 批判されることはとても自分にとって役に立つことである。それはそれに対応しようとして自ら発憤し、ますます心を鍛えることができるからだ。 
  • 聖人を信じて教えに素直に従うのもいいことだが、本来持っている善心に従うほうがよい。 
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  • 人はみな胸中に聖人を有している。 
  • 本来持っている善心は善人、悪人の区別なく全ての人間が共通して持っているものだ。 
  • 本来持っている善心にしたがって行動すればよい。そうすれば善は残り、悪は去る。 
  • 修行は一進一退するのが当然である。他人の非難や嘲笑、または栄誉に関わりなく私欲を取り除き、本来持っている善心に沿って生きる修行を怠らなければ、必ず実力を得るようになる。 
  • 学問は自分の心の中に刻まれるのが第一義である。もし自分の心に照らし合せて、誤りだと思ったら、たとえ孔子の言葉であろうとも、それを正しいとしてはいけない。 
  • 人の才能や気性はみな同じということはない。立派な人は人を型にはめたりしない。進取の気性に富む人はそれを生かし、律儀な人はその頑なな性格をいかして立派な人物に育てるのがよい。 

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