2012/10/11

二宮先生語録48 現代語訳


天は何のために自分を生んだのかを人はみんなよく考えてみたほうがいい。
君主とするためか、家臣とするためか、農・工・商人とするためか。
国家をおさめるためか、村をおさめるためか、あるいは国家や村を乱し騒がせるためか。
みんなこれを自分の心に聞いてみて答えてみるがよい。
しかし、一日中寝食を忘れて考えてみても答えはでない。
結局父と母が自分を生んだという事以外にはない。
そうであれば、父と母によく孝行をしてその事業を継ぐ以外に道はないのではないか。

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