2012/09/20

二宮先生語録42 現代語訳


42.家臣が主の信用を得ようと思えば、自分の身を修め、道を守り、小さい仕事であっても嫌がらずに行なって、一生懸命働くのが良い。
もしこの様にしても主に用いられなくても、恨むことなく、一生懸命働けば、必ず信用を得るようになる。
これを瓜を育てるのに例えると、はじめから瓜の実を取ることを考えることなく、根に肥料をやり、つるを伸ばしてやれば、必ず実を結ぶだろう。
世の人は一生懸命働くことなく、ただ栄誉だけを求める。これは肥料をやらずに、実を求めるようなものである。決して得ることは出来ない。

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