2012/08/16

二宮先生語録25 現代語訳


25.私が仕法を作ったときには、神道は何を道とし、何が長所で、何が短所なのか、儒教は何を要点とし、何が長所で、何が短所なのか、仏教は何を主とし、何が長所で、何が短所なのか、おのおのその原理を見極め、三教を合わせ国を興し民を安定させる法とした。
これはちょうど、三つの薬を合わせて一つの薬にしたようなものである。
国家が衰え滅ぶ病気にかかった時に、これを服用すれば、必ず治る。
いわゆる「名医は国を治す者である」というのはこの事である。
薬の分量は、日本は根本であり、外国は枝葉であるため、神道に二匙、儒・仏教にそれぞれ一匙を用いる。

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