一休名言BOT 室町時代の僧です。型にはまらない自由な僧として知られます。 |
- わざわいというものは、元々福の裏返しにすぎず、福と禍は一筋の縄に過ぎないと信じる。
- 釈迦は、生まれつき偉い人のように思いがちだが、元々我々と同じような人間であった。しかし釈迦は6年間苦しみながら修行をし仏となった。そこが我々と違うのだ。
- つまらぬ争いの根本は、永遠の過去から引き継いだ人間の愚かさ、つまり自分に執着する心情なのだ。それをいつまでも担いで歩けば重かろうに。蝶のあの軽々とした姿に比べて何と愚かなことか。
- 世の中に我れぞ悟ると自慢して 名利求むる人の多さよ
- むさぼりと怒り・恨みの煩悩の根本は、言ってもしょうがないことを言って嘆くことにある。
- 私の怒りや恨みや欲情も、出家する20年前と同じく今でもなくならない。汚れた俗世間から超越し一切の煩悩を断ち切ったはずなのだが、美人を見れば胸が高鳴ってどうしようもない。
- もし私の性欲を昇華して雅やかな歌にかえられるなら、その価値ははかり知れぬほどの黄金に匹敵するはず。
- 今日は大燈国師の命日の前日で本堂ではたくさんの坊主たちが、禅商売用の香を焚き、経を読んでいる。その声がうるさく邪魔になってしょうがない。私はちょうど美人との情事を終えたあとで、こっちの方が私には大事だと話していたところだ。
- 私はもともと道に迷う凡夫であって、愚かな迷いが深いので迷っていることすら気づかない。しかし、悟りに至らなくてももし道を求める心さえあるならば、自然に成仏することだろう。
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- 経文に気をとらわれてこだわりすぎると、有害なものになる。私も経にとらわれてしまって、犬や猫にも及ばない。犬でさえ仏殿に向かって、何の迷いもなく小便を引っ掛けるのに。
- 日々なすべき正しいことは、弓を引いて「心中の賊」を射落とすこと。今の世は仏と魔物が混ざり合っている。
- 私が詩づくりに励むのは自分への執着が強く、自分を偉そうに見せようとする煩悩があるからだ。注意しなければいけない。
- 美人の淫水を吸い風流な情事を終わって三世の愛を誓う。私は生身のまま畜生道に堕ちたのだ。
- 美人の陰部は水仙の香りがする。楚々とした腰に口づけしよう。もっと抱きしめて愛したい。
- 門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし
- 世の中は起きて稼いで寝て食って 後は死ぬを待つばかりなり
- 南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ
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