2010/09/14

二宮先生語録15 現代語訳

15.分を定め度を立てることは、私の道の根本である。
分が定まって度を立てれば、分度外の財産が生じる。
ちょうど井戸をほれば、涌水が尽きることなく出てくるのと同じである。
たとえその財産が、少なくても年々分度外に生じれば、国を復興させ民を安定させることができる。
もし分が定まらず度が立たなければ、もし大国をといえども国の費用は足りなくなる。
そして民からの徴税を強化して補い、ついに国家が衰える。
どこに国の復興があろうか。どこに安民があろうか。
戒めなければならないのである。

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